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１．ノロウイルスの消毒方法について
指導せんをお渡しするときに役立つ服薬指導のポイントです。指導せんにはない情報を説明して、薬剤師のエッセンスを付け加えよう！
- マスク・手袋をして嘔吐物をふき取る
- 次亜塩素酸水でまわりをふき掃除する
- 空気中に次亜塩素酸水を散布する
- １時間後、もう一度消毒しておく
- 手洗い後は消毒する習慣をつける
嘔吐物の約半径１.５ｍまでウイルスは舞い上がり飛び散るので、マスク・手袋は必ず着用する。
水洗いして何度も使う雑巾よりも、一回ごとに使い捨てできるペーパータオルで拭き取るほうが良い。
ウイルスが拡散しないように、外側から内側に向けて拭く。
ふき掃除に使用したペーパータオル・マスクなどはすべてビニル袋を二重にして入れて速やかに廃棄する。
舞い上がったノロウイルスを吸い込んで感染する可能性があるので、スプレーで空気中に散布する。
浮遊したウイルスは約１時間で地面に落ちるので、周りのリネン類まで広めに次亜塩素酸水をスプレーする。
石鹸でよく手を洗った後は、次亜塩素酸水で消毒する習慣をつける。
アルコール消毒では、ノロウイルスは除菌できないので除菌効果・安全性の高いアイポッシュがおすすめ！
ノロウイルスの消毒方法について
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２．こんな患者さんにおすすめ
冬に整腸剤・吐き気止めが処方された患者さんはノロウイルスに感染している可能性があります。患者さん本人だけでなく家族の人から消毒方法を尋ねられたときに使いたい指導せんです。
２-１．対象患者例
- 対象季節：冬
- 整腸剤の処方
- 下痢・吐き気の治療
２-２．対象薬剤例
整腸剤
- ビオフェルミン・ラックビー
（成分名：ビフィズス菌製剤） - ミヤＢＭ・ビオスリー
（成分名：酪酸菌製剤）
吐き気止め
- ナウゼリン
（成分名：ドンペリドン）
その他
- ソリタ Ｔ顆粒
（成分名：経口補水成分）
３．達人の服薬指導術
薬わかるが提案する服薬指導例です。
消毒方法について聞かれたときの患者向けに考えてみました。
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飛ぶように売れる消毒剤
アイポッシュを薬局でおいてみよう！
- Ｓ：お腹の調子が悪く、食欲もない。
- Ｏ：ノロウイルスの可能性アリ
- Ａ：食欲不振時の対応・除菌について
- Ｐ：食欲がないときは、食後に関わらずお薬を服用してもらって大丈夫です。ノロウイルスの除菌方法について指導。
達人の服薬指導ポイント
調剤報酬が減っていくなか、健康食品などを売上の柱に育ててみてはいかかでしょう？処方箋だけの売り上げ構造から脱却しよう。
４．まとめ
ノロウイルスの消毒について服薬指導するときにご活用ください！指導箋の使用はもちろん無料です。
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