投薬カウンターは薬剤師にとって最も大事な場所です。患者さんにとって心地良い空間を演出し、薬局のアピールも積極的にしたいですね。待合室につづき、投薬カウンターまわりについて考えたのでご紹介します。
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1.投薬カウンターまわり
置いておきたいモノから立ち位置の心理学についてご紹介します。
1-1.傘・杖置き
杖をついて来られる高齢者の患者が増えています。杖の置き場所に困って服薬指導に集中できていないかも・・。傘置きとしても使える「杖おき」はいかがでしょうか?
1-2.プロフィールボード
あなたの薬局は自己紹介をしていますか?このようなプロフィールボードを使って自己紹介をするだけで患者さんが受け取る印象はまったく違います。投薬カウンターの横あたりに設置しておきましょう。
たとえ薬剤師といえど、見ず知らずの人はいきなり信用できない。自分がどのような薬剤師か知ってもらうことが信頼関係を構築する第一歩です。
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1-3.啓発ポスター
投薬カウンターは最も訴求効果の期待できる広告スペースです。かかりつけ薬剤師・ジェネリック・在宅など、力を入れて取り組んでいるポスターを設置しましょう。
枚数が多いとポスターは風景と化してしまいます。種類は3つまで!なるべく文字が大きく、文字数が少ないポスターにするのがポイントです。本当に訴求したいなら、同じポスターを何枚も設置してもいいでしょう。
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1-4.服薬指導は45度から
面と向かって服薬指導するよりも、少し立ち位置をズラしたほうが心理的圧迫感がへる。適度な距離感を保つことで、薬剤師への親近感も湧きやすくなります。
カバン入れを地面に置くことで、患者さんの立ち位置を制御することができます。30〜45度くらい立ち位置をズラして薬剤師が服薬指導するといいでしょう。
人は右耳から入った情報を積極的に優先する傾向があります。かかりつけ薬剤師・ジェネリックの提案をするなら右耳に語りかけるように立ち位置を変えるといいでしょう。
1-5.カバン入れ
地べたにカバンを置くのって抵抗ありますよね。ちょっとしたカバン入れはいかがでしょうか?
服薬指導でお話しが弾んで、忘れてしまう患者さんがいます。投薬後は忘れ物がないか確認するクセをつけるといいでしょう。
1-6.衝動買いを誘うもの
投薬カウンターまわりの意外な定番アイテムです。500円程度のちょっと欲しいなと思えるモノがあると買ってくれます。
薬局ならではの健康にまつわる商品が月変わりであるとベスト。例えば、マービーを試食アメ付きで置いてみても面白いですね。
2.まとめ
投薬カウンターは薬剤師にとって最も大切な場所です!常に最高の状態にしておきましょう。