「思うような薬の情報に辿り着けない!」
何か調べごとをする時にググっても、自分が欲しい情報になかなか辿り着けないコトってありますよね。私もよくあるあるで困っていた時期がありました。
「検索結果が思っていた感じと違う」
「2.3ページ目でようやく見つけられた」
最近、医療分野に関するグーグルの検索アルゴリズムが変更されてから、薬の情報を検索しにくくなったという声をよく聞きます。
1.薬の情報を検索するサイト
インターネットで情報検索をするときに最も重要なコトは「内容が信頼できる情報かどうか」ではないでしょうか。誤った情報を患者に服薬指導してしまったら大変ですよね。
現役薬剤師HAMAYOが信頼をおく医療情報検索サイトをご紹介するので、ぜひご活用してください。
1-1.グーグルスカラー
各種学会等から発表されている信頼性の高い論文を検索できるようにした検索サイトです。無料で公開されているガイドラインもあるため知識を深掘りしたい時にはおすすめです!
私が記事を書くときは、ほとんどグーグルスカラーで検索した論文を参考に記事を書いたり、指導せんを作っています。
- メリット:
- デメリット:
論文ベースの信頼性の高い情報を入手できる。
学会等発表資料の引用文献に使える。
論文のため内容を理解するのに時間がかかる。
論文によっては閲覧するのにお金がかかる。
検索サイトはコチラへ
1-2.bing
グーグル検索では製薬会社・公的機関・病院等のサイトが優先的に上位表示されるため、記事の内容が読みにくかったり、自分が欲する情報とは違った検索結果になる場合があります。ヤフーの検索結果もほとんど一緒です。
マイクロソフトが提供しているbingは独自の検索アルゴリズムを使っており、医師・薬剤師等が個人レベルでまとめたサイトが上位表示される特徴があります。素早く情報収集したい時にはおすすめです!
- メリット:
- デメリット:
グーグルのように偏った検索表示ではない。
個人レベルの医療ブログまで検索表示される。
個人サイトの情報は信頼性に欠ける場合がある。
表示結果がグーグル・ヤフーに比べて少ない。
検索サイトはコチラへ
1-3.日本医療・健康情報研究所
引用文献が書いてあるなど、一定の基準を満たした記事からのみで検索できるようにした検索サイトです。最新論文から引用された記事も多数あり、気軽に情報収集したいときにはおすすめです!
休憩時間にちょっと薬学の勉強をしておこうという時にはぜひ使ってみてください!服薬指導に使えるツールも沢山ありました。
- メリット:
- デメリット:
信頼性のある有益な情報を素早く検索できる。
ほとんどの記事に引用文献が記載されている。
循環器系がメインなので情報に偏りがある。
スマホ最適化されていない記事が一部ある。
検索サイトはコチラへ
2.まとめ
検索ツールはグーグルだけではありません。今回ご紹介する検索サイトを駆使して薬学知識をブラッシュアップしていこう!