薬剤師を採用したい！求人票のターゲット戦略5つ

高いお金を払って薬剤師を募集するのは気がひける。転職サイトに求人募集をだしても面接すら来ない。こんな経験はありませんか？あなたの薬局の求人票に求職者が欲しい情報が一つも書かれていないことが原因です。

１．最高の求人票

薬剤師であれば誰でもいいという求人は一番最悪なケースです。薬剤師を採用したいと考えている薬局がどれだけあるか思い浮かべてください。薬剤師を獲得するには、何千何万とある薬局の中から選ばれる「たった一つの薬局」にならなくてはいけません。ありきたりな年収だけ書いたような求人票で薬剤師が来る時代は終わりました。

１-１．最悪な求人票

あなたが求職者だとしたら面接に行く会社について徹底的に調べませんか？薬局名もわからないで、ＰＲもパッとしない求人票から拾える情報は年収・勤務地・福利厚生くらいです。求職者はロボットではありません。薬局名も分からないところに応募をしようとは思いません。

１-２．明確なビジョンがあるか

リクナビがアンケートをとった退職理由の本音ランキングの第一位は、「経営者・上司の仕事が気に入らなった」です。第二位は「労働環境への不満」です。経営者は社員に薬局の未来について語っていますか？優秀な薬剤師ほど、未来を見ていない薬局からは遠ざかる傾向にあります。経営者本人の言葉で、求人票に「あなたの会社が追い求める薬局・経営理念」を書く必要があります。

１-３．望む薬剤師を明確にする

経営者が求める薬剤師像は必ずあるはずです。求める薬剤師の姿を想像して、ターゲットを絞って求人することが他社との差別化になり、見栄えする求人票になります。それぞれグッとくる言葉が違うことを知りましょう！経営者が望む薬剤師が何を求めているのか、よく想像して求人募集をだして欲しい。

２．ターゲットを絞る

「どんな薬剤師を採用したいのか」可能な限り具体化して考えてみましょう！私の好きな漫画のワンピースを例にとって考えてみました。それぞれ目標は若干違うが、ルフィの志に惚れてみんな集まった仲間ということです。経営者の熱い志があれば、同じ志を持つ仲間が集まってくる！

２-１．ゾロ

薬剤師としての能力だけでなく、ヒト・モノ・カネのマネジメントもできるユーティリティプレイヤー。経営者の右腕として存分に力を発揮してくれる存在です。管理薬剤師として、エリアマネージャーとして、あなたの薬局の売上に大きく貢献してくれることでしょう。

２-２．サンジ

少し個性的なムードメーカー的存在。服薬指導のうまさはピカイチ！おばちゃま・おじちゃまからのかかりつけ薬剤師指名が止まらない！？管理薬剤師とか、在庫管理とかどうでもいい。ただひたすら服薬指導で患者と向き合っていたい。

２-３．ウソップ

第一線で活躍するというよりも、調剤室のメンテナンスが上手な裏方的存在。調剤・在庫管理・整理整頓をさせれば右に出るものなし。自店にとどまらずグループのシステム管理までやってしまいそう。ワンマン薬局の場合は、服薬指導を全力でサポートしてくれることでしょう。

２-４．ナミ

時短で忙しい時間帯だけ働いてくれるパート的存在です。子育て、親の介護などの都合で働く時間に制限はありますが、忙しい時間帯を力強く支えてくれることでしょう。ダブルワークで朝は病院、夜は調剤薬局という働き方をしている薬剤師もたまにいます。

２-５．チョッパー

見た目にもかわいく、初々しい新卒ルーキーです。まだ何色にも染まっていない薬剤師なので、あなたの薬局色に染めてあげましょう！育てるのは大変かもしれませんが、将来あなたの薬局にとって欠かせない存在となることは間違いないでしょう。

※無理やりワンピースと絡めた感が否めないのはご了承ください。

３．まとめ

あなたの薬局の求人票はあなたにしか書けません。コンサルタントに頼った求人の時代は終わりました。欲しい薬剤師を絞って、あなたの言葉で最高の求人票を作りましょう！！