調剤薬局に転職するなら「個人・中小」か「大手・チェーン」どっちがいい!?

「調剤薬局って個人と大手どっちがいいの」

大手ドラッグストアから調剤薬局まで、様々な業態を経験した薬剤師KAWAが語ります。

「中小だとM&Aしそうで心配だ」
「大手の方がなんとなく安心できる」

皆さんが思い描くイメージと現実には、大きなギャップがあるかもしれません。最高の転職をするために、ニュースに惑わされない調剤薬局の真実を教えます。

KAWA
今回は、転職マスターKAWAが教える個人薬局と大手調剤薬局のメリット・デメリットについてご紹介します。



1.中小・個人薬局への転職

一般的に、1〜10店舗程度の薬局を中小・個人薬局と呼びます。経営者自身がプレーイングマネージャーとして働いている薬局が多いのではないでしょうか。

1-1.中小・個人薬局のデメリット

店舗数が少ないため、人間関係にこじれた場合、逃げ場がないというリスクがあります。人間関係がイヤで前職を辞める薬剤師は、慎重に選ぶべきでしょう。

M&Aに関しては、10年後など長期スパンで見ると、大手でもどうなっているか分かりません。少なくともこれから薬剤師を採用しようとしている薬局は大丈夫でしょう。

1-2.中小・個人薬局のメリット

企業のような給料制度の枠組みがないことが多いので、実力によっては破格の給料が掲示されることがあります。

小回りが利きやすく、業務マニュアルの改善や新規施策など、新しいことを始めやすい。大手では味わえない調剤薬局業すべての流れを把握できるというメリットがあります。

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2.大手・チェーン調剤薬局への転職

一般的に、10店舗以上の薬局を大手・チェーン薬局と呼びます。エリアマネージャーをおいて、社長は経営に専念している薬局が多いのではないでしょうか。

1-1.大手・チェーン調剤薬局のデメリット

本部統制のため、ガチガチにマニュアル制御された薬局が多いため、やりたい事が出来ないという声はよく聞きます。

人事・給料制度がシッカリしている分、役職がついても思った以上に給料が上がらないというデメリットはあります。

1-2.大手・チェーン調剤薬局のメリット

店舗数が多いと、バリエーションにとんだ診療科の処方箋にふれることができます。薬学知識を増やすにはいい経験が積めるでしょう。

役職が多いため、人を動かす、教育をするなど、キャリアを積むにはおすすめ!部長という肩書きに憧れる薬剤師もいるのでは?



3.働き方による調剤薬局の選び方

これまで積み上げてきた薬剤師としての経験・経歴により、あなたに合った転職先の選び方をご紹介します。

  1. 独立志望バリバリタイプ
  2. 大手ドラッグストアなどで管理薬剤師を経験し、調剤業務だけでなく経営面でも優れた手腕を発揮してきたあなた!マニュアルに囚われない働き方で、優れたポテンシャルを解放するチャンスです。

    個人経営の小規模薬局がおすすめ!
    卸との価格交渉・業務改善・多店舗展開など、あなたのやりたい事をすべて叶えられる可能性が無限大にあります。

  3. 薬学見習ルーキータイプ
  4. 調剤・服薬指導の経験が5年以内の薬剤師は、まだまだこの薬局業界では新人扱いです。もうしばらく経験を積んでもいいでしょう。

    店舗数の多い大手調剤薬局がおすすめ!
    いろいろな薬局・処方箋から薬学知識を学べ、研修体制もシッカリしているところが多い。

  5. 家庭優先のほほんタイプ
  6. 仕事で生きるというよりも、プライベートとのワークライフバランスを重視したいあなた。子供がいると、なるべく家にいたいですよね。

    家から近い薬局がおすすめ!
    個人・大手調剤薬局はどちらでもいいので、実際に薬局や職場の雰囲気を見て、有給が取りやすく、薬剤師数が多い薬局が良い。

4.まとめ

個人薬局への転職に悩む薬剤師にお伝えしたいガリレオ・ガリレイの名言があります。

「物事には見えないものがある。
 それこそが重要かもしれない。」

実際に面接に行ってみて、見えてくることは多々あります。自分の足で一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

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