「毎回、薬歴を書くのが大変」
紙薬歴から電子薬歴へ切り替えが進み、薬歴記載は大きく変わりましたが、思ったような定型文がなくて困ることってあるあるですよね。
「乳幼児コメントの定型文が欲しい」
「薬歴を早く書く方法が知りたい」
そんな薬局薬剤師の願いを叶えるべく、薬わかる管理人HAMAYOが日常より使っている薬歴記載の方法をご紹介します。
1.電子薬歴を早く書く方法
薬歴を早く書くコツはマウスを使わないことです。キーボードだけで入力すればするほど、素早く薬歴を書けるようになります。
すでに活用している薬剤師も多いと思いますが、ウィンドウズの辞書登録に定型文を登録することで1秒入力が可能!
1-1.3文字で辞書登録する
アルファベットと数字を合わせて辞書登録することで、薬歴コメントを1秒で入力できます。薬わかるとしては3文字で辞書登録をしていくコトがおすすめです。
1-2.名詞ではなく短縮読みで
「ど → DO処方」と登録している場合、名詞で登録すると、「どくたー」と入力して変換したとき「DO処方くたー」と意図しないものが表示されてしまいます。
短縮読みで登録すると、「ど」で変換したときだけDO処方と表示されて、「ど」が含まれている文字では表示されないのでおすすめです。
1-3.ひらがな・母音は使用しない
「にきび・けつあつ」などで登録すると、普段薬歴を書くときに誤って変換されてしまうおそれがあります。意図しない変換を避けるため、なるべく平仮名や母音aiueoは使用しない方が良い。
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2.おすすめ辞書登録方法3つ
電子薬歴(主にEP)をすばやく書くためにおすすめの辞書登録の使い方をご紹介します。母音をとって登録することがポイントです。
2-1.病名3文字で登録する
病名の頭文字3文字程度をとることで、全薬剤師共通の薬歴フォーマットを作成するといいでしよう。なるべく母音をとるルールを決めて略号を作ることで薬歴の高速化・意図せぬ変換の防止が可能になります。
- ニキビ(nikibi) → nkb
- 高血圧(kouketuatu) → kkt
- 糖尿病(tounyou) → tny
2-2.薬品名3文字で登録する
薬品名の頭文字をとって登録する場合は、ジェネリック医薬品があることを忘れてはいけません。なるべく一般名で登録するよう統一するといいでしょう。
- レボフロキサシン(rebohuro) → rbh
- クアゼパム(kuazepamu) → kzp
- ルネスタ(runesuta) → rns
2-3.略号3文字で登録する
ハイリスク加算の指導せんや乳幼児加算のシールを活用する場合は、アルファベットと数字を合わせた略号を作っておくといいでしょう。投薬後、軽くメモを残しておくと完璧です。
- ハイリスク加算(hairisuku) → hr1
- 乳幼児加算(nyuuyouji) → ny1
- 重複・相互加算(tyouhuku) → ty1
3.乳幼児服薬指導加算のコメント例文31
薬わかるがおすすめする乳幼児シールを参考にsoap薬歴(EP)の例文を考えました。ぜひ辞書登録してご利用ください。
世界最強の乳幼児指導シール
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- ny1:併用薬との飲み合わせ
- ny2:お薬の保管方法
- ny3:兄弟間の間違い防止
- ny4:ミルクへの溶解はダメ
- ny5:ジュース等への混ぜ方
- ny6:ペースト状にする飲ませ方
- ny7:スポイトによる飲ませ方
- ny8:飲み忘れ時の対処方法
- ny9:目薬の点眼方法
- ny10:座薬の使用方法
- ny11:点耳薬の使用方法
- ny12:ステロイド吸入薬の使用方法
- ny13:点鼻薬の使用方法
- ny14:抗アレルギー薬によるねむけ
- ny15:抗生物質による下痢
- ny16:内服薬による薬疹
- ny17:解熱鎮痛剤による胃腸障害
- ny18:テープ剤によるかぶれ
- ny19:軟膏・クリームを塗る量
- ny20:ステロイド外用薬の強さ
- ny21:ステロイドと保湿剤の併用
- ny22:保湿剤の継続使用
- ny23:化膿止めの塗り方
- ny24:抗生剤の飲みきり指示
- ny25:解熱剤を使うタイミング
- ny26:汗を赤くするお薬
- ny27:継続服用の必要性
- ny28:整腸剤の服用について
- ny29:下剤の服用について
- ny30:残薬の調節について
- ny31:かかりつけ薬剤師の紹介
乳服:市販薬とは薬の作用が重複する恐れがあるため、購入時は薬剤師に相談する。他科受診時も併用薬を伝えると説明。
乳服:子供がお薬を間違えて飲まないように手の届かない所で薬袋に入れた状態で保管する。期限の分からない薬は使わないと説明。
乳服:お薬は体重・年齢などを考えて調整されているので兄弟間で同じ薬が処方されている場合は間違えないように注意すると説明。
乳服:粉薬やシロップを主食に混ぜると味が変わりミルクやご飯を食べなくなる恐れがあるので注意すると説明。
乳服:今回のお薬はジュース等に混ぜて服用しても大丈夫です。ただし、なるべく少ない量で溶かすと説明。
乳服:子供が薬を嫌がる時は、粉薬に少量の水を加えてペースト状にしてから上顎にすりつけた後、お水を飲ませると説明。
乳服:スポイトで少しずつ子供の舌の奥や頬の内側に薬を入れていく。先が口につかないように注意すると説明。
乳服:飲み忘れた時は、気が付いたときに1回分を服用する。ただし、次の飲む時間が近い時は、1回分を飛ばすと説明。
乳服:目薬は容器の先端がまぶたにつかないように注意して1回1滴点眼する。袋に入れて保管すると説明。
乳服:坐薬の使用間隔は4~6時間以上です。切る場合はカッター等で斜めに切って、太い方からおしりの穴に深くいれると説明。
乳服:点耳薬は2~3分間手で握り体温程度まで温めてから使用する。冷たいまま使用するとめまいを起こす恐れがあると説明。
乳服:ステロイド吸入薬を使用後はうがいなどで口をすすぐ必要がある。食事前や歯磨き前の吸入がおすすめだと説明。
乳服:点鼻薬は、使う前によく鼻をかんでから使用する。使用後、かるく上を向くとお薬が鼻全体にいきわたると説明。
乳服:抗アレルギー薬による眠気に注意する。日中眠たそう・朝なかなか起きないといった症状がないか見ておくと説明。
乳服:抗生物質が腸内の細菌バランスを崩すことで下痢をする恐れがあります。水様の下痢が続く場合は薬剤師に相談すると説明。
乳服:薬が原因と思われる水ぶくれ・蕁麻疹・けいれんといった副作用がでた場合は、服用を中止して薬剤師に相談すると説明。
乳服:解熱鎮痛剤は胃腸を荒らすことがあるため、まれに食欲が落ちたり、便秘もしくは下痢をする恐れがあると説明。
乳服:テープ剤は、汗などをしっかり拭き取ってから貼付する。毎回、同じ場所に貼るとかぶれる恐れがあるので注意すると説明。
乳服:軟膏・クリームを塗る量は人差し指第一関節まで出した量で手のひら2枚分に塗るのが最も理想的だと説明。
乳服:ステロイド外用薬には5段階の強さがあり、症状・部位によって使用する強さが違うため、患部に応じて使い分けると説明。
乳服:塗り薬は一般的に入浴後の塗布が効果的です。保湿剤を全体に塗布後、赤いところのみステロイド外用薬を上から塗ると説明。
乳服:保湿剤は皮膚の状態が良くなってからもしばらく塗り続けることで、湿疹等の再発を予防する効果が期待できると説明。
乳服:化膿止めは入浴後など患部を清潔にしてから塗布する。掻きむしる時は、ガーゼで患部を保護すると説明。
乳服:抗生物質は症状が治まっても日数分はしっかり飲み切る。ジュース等と混ぜると苦味がでるものもあるので注意すると説明。
乳服:解熱剤は熱が38度以上でしんどそうな時に使用する。元気なら使う必要はない。2回目以降は6~8時間程度あけると説明。
乳服:薬に含まれる赤い成分が汗中に出てくることがあります。体への影響はありませんので安心して服用してくださいと説明。
乳服:薬は症状が良くなってからもしばらく続ける。自己判断で薬をやめると症状が再発する恐れがあると説明。
乳服:食事が摂れない時は、薬だけで服用しても大丈夫です。嘔吐・下痢がある時は、経口補水液などで水分補給すると説明。
乳服:下剤は排便状況に応じて飲む回数や量を減らしながら調節しても大丈夫です。ただし、必要以上には増やさないと説明。
乳服:飲み忘れて余っている薬がある場合、薬局で日数を調節することができると説明。
乳服:病院にかかることが多いお子様は、薬を安心・安全に服用するためにかかりつけ薬剤師を持つことを推奨すると説明。
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4.まとめ
こんなに簡単に薬歴が書けるなんて最高!薬歴残業からおさらばしましょう。
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