薬を飲むのを嫌がっている子供に困った経験はありませんか?薬は飲まなければ効果がありません。なかなか飲んでくれない子供には、まず飲んでもらうことが重要になってきます。今回は薬を飲ませるときの基本をご紹介します。もし、1つでも当てはまることがあればやめてください。さらに飲まなくなる可能性がありますよ。
1.薬を飲ませるときに必ず守ること
- 医師からの指示通りに飲ませること
- 薬をミルクやごはんには混ぜない
- 酸味のある物と混ぜるのは極力さける
- 作り置きはしない!飲む直前に混ぜる
- お薬を飲めなくても叱らない
勝手に飲む量を変えると副作用がおこりやすくなったり、治りが遅くなったりします。兄弟の薬を使ったり、半年以上前の薬を使うのもNG。お薬はその時の症状と体重から計算されているため、体重の増加とともに以前の薬は効きにくくなる。病状はその時々で違うため、むやみに使用するのは避けたほうがいいでしょう。使用する場合は、薬剤師に相談してから使用することをおすすめします。
味が変わって残したり、ミルク嫌い、ごはん嫌いといった好き嫌いの原因になります。赤ちゃんがミルクを飲まなくなったら大変です。栄養状態が悪くなって、さらに病状が悪化することも。
果汁ジュース、ヤクルト(乳酸菌飲料)、ヨーグルト、スポーツドリンクなどと混ぜるときは注意が必要です。一部の抗生物質は酸味のある物と混ぜることで、薬のコーティングがとれて苦味がでてきます。
味が変わったり、細菌汚染の原因になります。何かに混ぜてから飲むときは、必ず飲む直前に混ぜてから飲むようにしましょう。
叱られると、さらにお薬を嫌いになってしまう。大人だってどうしても口に受け付けない食べ物はあります。叱るのは簡単ですが、それは解決にはなっていません。一緒にどうしたら飲めるのか考えてあげましょう。飲めたらしっかり褒めてあげることも大切ですね。
2.記事の指導せん
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3.まとめ
今回ご紹介したのは子供に薬を飲ませる上での大原則です。 子供が薬を嫌がって飲まないときは、まずはこの大原則が守れているかどうかこの指導せんを 使って確認するといいでしょう。
子供に薬を飲ませるときには必ず気を付けてほしい大原則です。特に子供に初めて薬を飲ませる方にお渡ししたい指導せんです!