昼の分は保育園に預けて飲んでもらいたいけど、保育園によっては薬までは管理してくれないところがある。学校で子供が昼ご飯の後にみんなにみられるのがイヤでどうやら薬を飲んでいないらしい。今日はこんなお悩みを解決する方法をご紹介します。
1.飲み忘れ・飲めないときの対処方法
- 食後に薬を飲む理由とは?
- どれくらいの時間をあけたらいいか
薬を食後に飲む理由の1つとして飲み忘れを防ぐというのがあります。食前のほうが吸収が良かったり、食後でないと胃を荒らすから食後のほうが良かったりすることは確かにあります。しかし、たいていの薬が食後である理由は「朝に飲んでください」と言うよりも、「朝食後に飲んでください」と言ったほうが飲み忘れが減るからです。
昼飲めない状況であれば、1日3回毎食後の薬を「朝食後、帰宅後(食事なしで)、寝る前」と変えてもらっても大した問題はないんですね。飲まないよりは飲んだほうがましということ。
飲み忘れた場合は時間をあけることが重要です。
⦿ 1日1回 8時間以上
⦿ 1日2回 6時間以上
⦿ 1日3回 4時間以上
一般的には気付いた時点で飲むことが基本になります。次の服用までにこれくらいの時間があけれるのであれば薬は飲んだほうがいいでしょう。間違っても1度に2回分をまとめて飲まないでください。副作用のリスクが上がるだけでまったく無意味です。
1日2回朝夕食後に飲む薬の場合、朝飲み忘れた場合は昼夕食後に変えても問題なし。
1日1回夕食後に飲む薬を忘れた場合は寝る前もしくは次の日の朝食後に飲む。
※ただし一部これができない薬もあるため事前に薬剤師に相談しておきましょう。また、普段飲み忘れが多い方は飲み忘れないように薬を調節することもできるため医師に相談するといいでしょう。
2.記事の指導せん
クリック ⇒ 拡大表示
3.まとめ
残念ながら飲み忘れは誰にでもあります。薬剤師に聞かれても教えたくないものです。前もってこの指導せんを使って飲み忘れたときの対処方法を把握しておきましょう!
飲み忘れは誰にでも必ずあります。飲み忘れを防ぐことも大事ですが、飲み忘れたときにどう行動するかも大事ですよ