こちらの記事は薬剤師および医療関係者向けに書かれた記事です。
皆さまが着ている白衣は清潔でしょうか?私の勤めている薬局では洗濯機をおいて、従業員の白衣をきれいに保つようにしています。毎日洗うように心がけていますが、洗濯機では落としきれない汚れもあります。
1.白衣を毎日洗うのはめんどくさい
特に男性の方!1ヵ月も同じ白衣を洗わずに着たりしていませんか?汚い話ですが、私も経験があります。汚い白衣は患者さんに不快感を与えるだけでなく、薬局そのものの印象を悪くしてしまいます。
2.きれいな白衣はラッピング
最高の服薬指導が患者さんへのプレゼントであるなら、清潔な白衣はラッピングです。
どんなに素晴らしいプレゼントもラッピングがひどければ台無しですよね。ボールペンの跡がたくさん残っていませんか?意外と患者さんは細かいところを見ていますよ。
3.洗うことを妨げる5つの理由
私が以前思っていた白衣を洗えない理由あるあるです。皆さまも共感する理由はありませんか?
- 持って帰るのがめんどくさい
- 雨が降ったからまた今度
- 臭くないという過信
- ファブリーズでいけるでしょ
- アイロンかけがめんどくさい
そもそも洗う気がないあなたは周りに自分の白衣がきれいか聞いてみましょう。
梅雨の時期は乾かないから、冬場は乾きにくいからまた今度といいつつ早1ヵ月。
白衣はおしゃれジーンズとは違います。神聖なユニフォームという意識を持ちましょう。
1~2日ならともかく、かれこれファブリーズをかけ続けて何日が経っているでしょうか?
確かにこれは私でもめんどくさい!できれば業者にやってもらいたいものだ。
4.白衣を清潔に保つ3ステップ
どんなにめんどくさがりな方でも、忙しい方でも、季節に関係なくできる方法をご紹介します。
- 洗うことを業務化する
- 毎週○曜日は白衣を洗う日
- 宅配クリーニングへ
洗うという作業が業務に入っていないから、やらずじまいになってしまいます。
薬局にいながら洗える仕組みを作ることが一番の解決策ではないでしょうか。
まずは隔週から洗う曜日をつくります。白衣を洗う曜日を義務化することで、汚い白衣のまま放置されるのを防ぎます。
できれば近くのクリーニング屋さんへ持っていくべきですが、持っていくのがめんどうだったり、取りに行くのがめんどうだったりします。ここは思い切って宅配クリーニングを勤務先の薬局まで依頼してしまいましょう!
5.宅配クリーニングのメリット
勤務先まで白衣を取りに来てくれるので、業者に渡すだけで3日後にはきれいになった白衣が薬局まで郵送されます。毎週の白衣クリーニングをルーチン業務にすることで白衣を清潔なままに保つことができます。きれいな白衣は患者さんからも好まれます。最高の服薬指導はまず「身だしなみ」からです。経営者の方は、従業員のために患者様のために宅配クリーニングを活用すると従業員のモチベーションも違ってくるかもしませんね💛